原村からこんにちは。 by もりりん
コロナ禍から逃れて、ここ、長野県諏訪郡原村に住んでいる。
わが中古のコテージは八ヶ岳連峰の一つ、阿弥陀岳のふもと1450mの地にあり。
気圧が低く、ポテトチップスの袋がパンパンに膨れあがる。
毎日の散歩は傾斜のある道を上がったり下がったり、けっこう苦しい心臓やぶりのコース。
高地トレーニングのつもり、なかなか効果はでないけど。
雪に包まれた阿弥陀岳。手前の小山は御小屋山で、この山で諏訪神社の御柱が育てられる。その裾
野のどこかにわが家が。。
散歩コース
この小さな村が、ちょっぴり有名になったのは、1970年代からバブル期にかけて、日本初の「ペンション
村」が誕生したかららしい。観光客がわんさかとやって来て、おおいに賑わったときく。
当時は90ほどのペンションがあったが、現在は営業しているところあり、休業中もあり。
最近は移住した人や、リモートワークのために一時的に滞在している人もある、というわけでペンション
村は現在も健在で。。
もう一つ、欠かせないのはセロリの生産。
セロリの収穫期には、畑一帯がツーンとする強い香りに包まれる。収穫はナント夜中の一時頃から。
朝一番の出荷のために、農家さんはがんばる。がんばり甲斐はある
と思う、セロリ御殿がたつほど景気はいいらしいから(これは単なるウワサ?)
ペンション村に続く道
遠く茅野市と諏訪湖が望める。
(8月)
どの写真にも、ひとっこ一人うつっていない、10月の緊急事態宣言が緩められるまでは。
県外者は肩身の狭い思いを少し感じた。一時は車に「県内に住んでいます」とかいたステッカーをはっ
て走った。
回りの目は怖い、という妄想も怖い。コロナにより人々が受けた、非日常、辛さ、不信、いろいろ。
そういうとき、自然は人の心に暖かいものを与えてくれる。